2月17日で一旦区切りのついた、♪らるご♪家族相談会。
2月24日で開催したイベント「こころの回復プロセス解説講座」は、
それぞれのスタッフが、それぞれの思いや手応えを胸に準備を進めてきました。
参加者は決して多くはありませんでしたが、
だからこそのアットホームな雰囲気と温かさの中に
「熱心さ」が感じられるステキな場となりました。
♪らるご♪のスタッフの一員として実感している事は、
カウンセラーとして活動しているスタッフ、
キャリアや自立についての不安に寄り添うスタッフ、
関心が高まっている医療現場に関わるスタッフ、
元当事者の親という立場から、一言一言に重みのあるスタッフ…
それぞれが大切にしている「信念」や考え方のクセがあって、
とても面白いなぁという事。
もちろん、スタッフで誰かに元気になってもらうための
「作戦会議」をしていると、視点が違ったり、
意見が少しずつ異なっていたりもします。
そんな中で、「なるほど!」や「どうして?」、
「学校現場で働く社会福祉士の私としては
『福祉と繋がるという事=今、まさに辛い思いをしている方々への
安全な生活を守る手立て』だけど、
♪らるご♪の現場で大切にされている事は、
『福祉を知るという事=安心のためのお守りの様なもの』なのか…」
等、気付きや感動がたくさんです。
今回、このイベントでスタッフそれぞれが発信する話題に
耳を傾ける中で心から実感した事は、
「スタッフそれぞれが活躍しているフィールドの中で、
どれが一番とか、どれが重要とか、そんな事ではなく、
みんな『オンリーワン』なんだ」という事。
参加者の皆様もそれを受け入れ、
1つ1つの話題を真っ直ぐに聴いて下さっていたからこそ、
あの様な温かい雰囲気だったのだろうと思います。
もちろん、♪らるご♪スタッフだけでなく、
♪らるご♪に関わって下さっている皆さん、
これから♪らるご♪に繋がって下さる皆さん、
♪らるご♪の活動を応援し見守って下さる皆さん。
皆さんが、ご自身を大切にできる世界が素敵だ。
私自身、時には自分自身に八つ当たりしてしまったり、
自分自身の良くない所ばかりが気になって、
しんどくなる事もあります。
時々、これまでの経験を思い出して落ち込んだり、
「もっと、もっと頑張らないと…!」と、
冷静になれた時には「…我ながら意味分かんないな」
と思うくらい。苦笑、
肩に力が入っている時があったりもします。
でも、「この経験そのものも
誰かの『元気』に変えられるかも知れない」と思える様になった時、
自分自身を以前より愛してあげられる様になりました。
いわゆる「ナンバーワン」の自分じゃなくても、
「オンリーワン」の自分がそれなりには良いと思えて、
同じ時を過ごしてくれる「オンリーワン」の誰かがいる
という事は、幸せなのだと思える様になりました。
ありがたいなぁ~…なんだか、
そんな事をつらつらと思うキッカケとなったイベントでした**
年度末が迫る慌ただしい日々ですが、
深呼吸して「オンリーワンだっ」と呟いてみるのも良い…
かも知れない?笑
(♪らるご♪スタッフ 山口)