8月の交流会に、元ひきこもりを経験され、現在病院でお仕事をされているHMさんをお招きしてお話を伺いました。
高校まで、そして大学でもとても楽しく過ごしながら、なにか理由のわからない不安が通学中に起り、大学2年のときに行けなくなられたという。これまでお聞きした例では、大学生活でしんどくなられた方がほとんどだったのですが、非常にまれなご経験をされました。
社会とつながれず、8年間のひきこもり生活のあと、たまたまご自分で見つけたひきこもり相談のポスターにあった電話番号に電話されました。出会った支援者がよかったとおっしゃっていますが、知らない支援先に自分から連絡をとられた勇気、支援者を信頼する力が、どこで養われて来られたのか?という疑問も、ご両親の対応をお聞きしてなるほどと納得する思いでした。
就職してから、ご両親に「ひきこもっていたとき、なんで何も言わずにいてくれたん?」と聞いたところ、「一番しんどいのはおまえやろ。なにか言うともっとしんどくなる。だからなにも言わなかった」と仰ったそうです。「なんとできた親御さん!」とみんな感心してしまいました。
ご参加者の感想から、HMさんの言葉で印象に残ったこと
・親御さんは不安だろうけど、本人が一番不安な気持ちでいる。
・8年間ひきこもった自分でも、こうして仕事をしている。絶対動き出すタイミングがくる。タイミングは人それぞれ違うが、それまで見守ってあげてほしい。
・ゴールは絶対来る。
HMさんのお話のあとで、それぞれのお子さんの近況を話して頂きました。その一つ一つを肯定的に受け止め、希望を見出されるHMさんの応答に、参加者のみなさんのお顔がほっと緩むのを感じました。
HMさん、将来に希望の持てるお話をしてくださり、本当に有難うございました。
HMさんからも一言。
「3家族様とも、お子さんのことを大事に思われていると、すごく感じました。
3家族さんともに、今日のことを笑って振り返れる日が来ることを願っています。」

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