家族支援ネット♪らるご♪に携わらせて頂き、
毎回、家族相談会では「感動」と「気付き」がたくさんです。
今回、今までとはまた違った「感動」と「気付き」があり、
そして自分自身を見つめ直すキッカケになりました。
不登校・ひきこもりの経験者であるスタッフの猪本の体験談をお聴きし、
「将来を考えたくなかった」「学校に行けていない自分自身から逃げたかった」
…これは、経験者の方なら、多少なりとも共感できる言葉だったのではないかな、
と思います。
「今も(普通に学校に通えていた人と自分を)比較してしまいます」
「でも、そもそも『生き方』が違うんだ、と」
…私も不登校の経験者の1人です。
初めて学校を泣きながら休んだ日から20年以上の年月が経つのに、
心の中の肝心な所が、あの頃のままの様な気がする時があります。
一生懸命にお仕事をしてみても、疲れきって泥の様に眠っても、
綺麗な景色を観にオシャレをして出かけても。
私なりに毎日を頑張ってはいるのだけれど、心の中の肝心な所は、そのまま。
でも、猪本の「命」「生きるということ」についての核心を突く様な話題に、
「それならそれで、良いじゃないか。ボチボチいこう」と安心感をもらいました。
また、そんな話題の中で、等身大で透明感のある「生きていて、良いんだ」
「生きていて、良かった」という力強いメッセージは、
♪らるご♪の現場に限らず、誰もが心を動かされるのではないかと思いました。
「生きていて、良かった」と思える心の背景には、それまでのその方のストーリーと、
そのストーリーに関わる温かい優しい「出会い」がある様に思います。
もし、誰かにとって、その「出会い」の一部が♪らるご♪であるなら、
私としてもこんなに幸せな事はありません。
もし、そうなら。
私の方こそ、「生きていて、良かった」。(♪らるご♪スタッフ 山口)
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